原発の放射能から子どもを守るために避難してきている福島の人たちを支援している

厚別・白石子育てクラブ(震災避難者支援)のとりくみをお伝えします

みなさん、5年間のご支援有難うございました!! 最後の『子育てクラブ』(卒業・卒園・修了を祝う会)に54名参加 大盛況で終わる

3月19日に福島から避難してきている高層住宅の集会所で、「卒業・卒園・修了を祝う会」を開きました。自主避難者への住宅無償支援を岩手県、宮城県などは2016年3月末で打ち切り、福島県は2017年3月末で打ち切りの予定です。

 

そのために多くの世帯は高層住宅から出て行かざるを得なくなり、支援対象の子どもは大幅に減少しました。それで私たちは避難者とも相談して2015年度で「子育てクラブ」を閉じることにしました。その最後の会です。

 

祝う会では、道退教会員のプロ級の手品や地域の方が扮したピエロによるパントマイムや皿回し、バルーンアートのスゴ技に、思わず子どもたちや参加者は引き込まれていきました。

 

クライマックスは、避難してきた子どもと地元の子どもでつくっているダンスチーム「北海道桜組」の踊りです。今まで何度か踊りを見たことがありますが、今回の踊りはひとつひとつの動作にキレがあり、それが全体としてまとまった、素晴らしいものでした。

 

プログラムの最後は参加者全員でアコーデオンの伴奏に合わせて、「思い出のアルバム」を元気いっぱい歌いました。その後、「ピエロ」さんとスタッフから子どもたち全員と避難者にバルーンアートの作品とジュースを贈り、避難者からはスタッフに花束が贈られました。避難者の自治会「桜会」の代表稲守さんからも心のこもったお礼の挨拶がありました。

 

最後の後片付けの時に、アコーデオンの伴奏をしてくれた地域の方は、「何度もウルウルする場面があった。本当に良い会でした」と語ってくれました。

 

 

 

私たちはこれからも、避難者を見守り、避難者から支援の要請があったら、できる範囲で関わっていこうと考えています。

 

皆さん5年間のご支援有難うございました。(文責 事務局 原田 勇)

 

(2015/11/19)5回目のクリスマス会をしました

 

東日本大震災で避難してきている子どもたちを励ますクリスマス会を19日(土)にしました。

 

今年は5回目になります。

 

今回は、岩手県、宮城県などからの避難者は20163月末に、福島県からの避難者は173月末には住宅からの立ち退きが迫られているという厳しい状況の中でのクリスマス会です。

 

事前に子どもたち・避難者・スタッフで実行委員会をつくり、出し物や飾りつけ、進行の仕方などを相談しました。当日は子どもたちの司会で進められ、地域の有志によるマジックや二胡の演奏、「お話とんとん」による読み聞かせ、避難してきた子どもたちが中心となり結成されたダンスチームの踊りを見ました。その後、出し物やゲームをし、タンバリン・マラカスなどの楽器を演奏しながら「ジングルベル」を参加者全員67名で元気に歌い、楽しい時間を過ごしました。

 

最後はサンタクロースから、今年1年苦しいことや辛いことを乗り越え、頑張った子ども・避難者・参加者に心のこもったプレゼントを手渡しました。

(2015/10/17)「ちぎり絵で遊ぼう」をしました!

 10月17日(土)厚別・白石子育てクラブでは『ちぎり絵であそぼう』の取り組みを行いました。

 同じ建物の別室では雇用促進住宅の民間への売却問題の説明会が開かれるという避難者が追い詰められた状況の中での開催でした。

 4・5歳児5名、小学生6名、中学生1名、大人が1名と参加者が多く、スタッフも8名だったので会場が狭く感じるほどの盛況ぶりでした。

 世話人の下條さんを講師に、まずは新聞紙を破る練習から始めました。

こんな小さな手で新聞紙をうまくちぎれるの?と心配しましたが、

子どもたちは破くのはなかなか上手。

 悩んで悩んでふしぎな色の素敵なブドウを丁寧に作った子。

 ビリビリと大胆に破いて使いたい部分がなくなりそうとはらはらしていると細かな部分を貼り合わ

せて味のある作品に仕上げた子。

 手描きのイラストも加えてお洒落に作った高学年と中学生。

 どの子も決まりきった形や色の概念にとらわれることなく、自由に色を選び形ものびのびと個性ある1枚の絵ハガキに仕上げていました。

 最後はみんなで大量の紙くずを片づけて、きれいになったところでスタッフも全員参加で「ピン・ポン・パン」ゲームを楽しみました。11月には「クリスマス会の準備」をし、12月には「クリスマス会」を開きます。

                                                            (文責 原田眞美子)

 

(2015/09/19)避難者を励ます「秋のバス遠足」を19日にやりました

札幌市厚別区に避難している避難者を励ます「秋のバス遠足」を9月19日に行いました。

 

行き先は、北海道博物館と百年記念塔のある野幌森林公園。参加者は、子ども・避難者16名、学生・スタッフ9名の25名です。

 

福島県は615日、自主避難者への住宅無償提供を20173月末で打ち切ると発表しました。岩手県、宮城県、茨城県からの避難者は、20163月末での打ち切りです。

 

避難者にとって、今の住まいに住み続けることが出来るか否かは、重大な問題です。

 

被災により精神的な損傷を受け、避難先でも子どもの就学、親の職探し、近隣の人とのコミュニケーションなど多くの困難の中で生活してきた住居を取り上げられることになるからです。生存権の否定です。

 

そんな中、当日は雨の予報もあり、はじめに「北海道博物館」に行きました。子どもたちは展示室入口にある巨大なマンモスゾウとナウマンゾウの実物大の標本(レプリカ)に驚かされ、触ってみようコーナーでは、プラスチックケースに入っている「遺物」を持ち上げて、「うわぁ重い!」とびっくりしていました。

 

「はっけん広場」では、「羊毛でボールをつくろう」に挑戦したり、お手玉・あやとり・ケン玉遊びをしました。

 

お昼は、みんなで美味しいお弁当を食べ、その後、「百年記念塔」周辺を散策して大きなキノコを見つけたり、クリやドングリを拾い、帰路につきました。

 

参加したお母さんは「いつもありがとうございます。元気がでてきました」と話していました。  (文責 原田勇)

 


(2015/04/25)「折り紙を楽しもう」で、鶴・箱・兜を折りました 

4月25日、今年度スタートの「子どもふれ合いクラブ」は、『折り紙を楽しもう』と退教会員の太田裕子さんに"折り紙先生〟をお願いしました。太田さんの持参の小さな箱から次々に出される作品に、作りたい気持ちが高まります。折り紙コマのよく回ること。季節がら鯉のぼり・兜もあります。鶴のついた兜もあります。閉じたり開いたりする鯉の口元に惹きつけられ、みんなの目は作りたいと言っています。ごめん!これは1枚の紙だけどなかなか難しい。小さな子もいる今日の集まりでは見せるだけで本当にごめん!!という訳で、この日実際に折ったのは3つ。

 最初は羽が動く鶴。次に箱。この箱は簡単そうだけど四隅の折り返しに最初はおっかなびっくり。ここでは子どもと一緒に参加したパパの飲み込みの良さが光ってたちまち先生代理で周りの人への教え役。(このパパは避難者の自治組織の新しい代表者です)

 最後は鶴のついた兜。大きな紙も用意していたけど折り紙でまず折り方を覚えようということに。この3つを教えてもらったり、教えてあげたりしてワイワイなんとか折りあげたらもう1時間は過ぎていました。本日の折り紙ここで終了。

 そのあと、ボランティアの大学生も含めた全員で『風船バレー』をして。ひと汗流しました。(文責 藤田弘子)


(2015/02/21)子どもも大人も挑戦した「昔遊び」。つい熱中しました!

2月21日は、地域で活躍している「昔遊びの会」の名人さん5名を招いて、「お手玉」「コマ回し」「知恵の輪」「ケン玉」「竹割り」など12種類の遊びをみんなで楽しみました。

参加者数は私たちスタッフやボランティアの学生を含めて20名。子どもは4名でした。

始めは、名人の技を見て唯々感心していたのですが、子どもや保護者の方も声をかけられると興味のある遊びに挑戦していました。

人気があったのは「コマ回し」と「パタパタ」(折りたたんだ四角い板に振動を与えると上からパタパタと心地よい音を立てて降りてくる玩具)、「竹割り」そして「知恵の輪」です。

 「竹割り」は名人がまず保護者にやり方のコツを教えます。今度は保護者(お母さん)が我が子にコツを伝えます。そして親子で挑戦して最後は2人とも見事竹をしっかりキャッチしていました。

「知恵の輪」に挑戦した人は、最初は中々輪を外せません。名人にチョッとヒントをもらい、頭をフル回転して試行錯誤をし、第一関門をクリアします。そしてまた試行錯誤したり、周りの大人の人と相談をしたりして第二関門に挑戦。最後は見事輪を外すことができました。なんだか教室の授業に似ています。

 夢中になると時間が経つのは早いものです。最後に予定していた「ゲーム」は時間の関係でパスしました。

3月21日には「卒業・進級をお祝いする会」を開きます。

(2014/12/20) 子どもたちの瞳が輝き笑いにあふれ元気になったクリスマス会

東日本大震災と福島原発事故から札幌市厚別区に避難している子どもたちを励ますクリスマス会が20日に開かれました。このクリスマス会は、「厚別・白石子育てクラブ」が開いたもので、今年で4回目です。

会には避難している保護者や子どもたち、出演してくれた地域の方々そして学生ボランティアを含め、70名が参加しました。子犬と一緒の「腹話術」や「三角紙芝居」を子どもたちは身を乗り出して見て、大きな声で物語を復唱していました。女性ピエロが演じるパントマイムは参加者を仲間として巻き込み、ヒョウキンな動作には思わず大笑い。会場は楽しい雰囲気に包まれました。子どもたちによる洗練されたダンスや「南中ソーラン踊り」にはぐんぐん引き込まれ大きな拍手が起こりました。そして、子どもの出し物「バルーンアート

やボランティア学生の出し物と続き、最後は地域の方のアコーディオン伴奏により全員で「赤鼻のトナカイ」を歌い、サンタクロースとピエロからプレゼントが贈られ会を終了しました。

翌日、参加者から次のようなメールがスタッフのところに届きました。

「福島から移住された親子さんたちとお会いでき、楽しい時を共有できたことに感謝です。子どもたちは笑いにあふれ、元気になっていったことが何より嬉しく感じました


10/18に「詩で遊ぼう」の勉強会

……5人の子どもたちが参加……

10月18日(土)作文の会の大先輩、岩渕先生による「詩であそぼう」のお勉強会でした。風は冷たいけど天気は良い。こんな日は子ども達にとってもいろいろ楽しい事がありそうな日。どうかな?来てくれるかな?気をもみながら何度も玄関前に出て子どもの登場を待つ。開始時刻間際、諦めかかっていたところへ女の子たち5人元気に登場。聞けば、男の子たちは「詩」という言葉に抵抗を感じて敬遠したようだ。

岩渕先生は背広を着て登場。「背広の内ポケットに赤い羽根をつけています。さあ、どちらのポケットでしょう?」と問いかけ一人ひとり指名します。「右」「左」「わかんない」「両方」とテンポよく全員が声を出す。「それでは」と言って背広の内側を見せると、なんと、両方のポケットについていました。この段階で初対面のおじいちゃん先生と女の子たちはすっかり打ち解け、短い間にもうみんな授業に引きこまれていました。そこですかさず岩渕先生は「はっ、と思ったらすぐいう」と板書して授業の約束が成立。鮮やかでした。



最初に提示された作品はおなじみ谷川俊太郎の「おおかみ」。「おおかみつかむ 〇〇の にく」のような空欄にどんな文字を入れるといいかの問題です。女の子たちはどんどん考えを発表します。まもなく虫食いだらけの「おおかみ」の詩が完全に復元されました。

次に、別な散文形式の短詩と比較して「おおかみ」の特徴を捜します。ここでも女の子たちは大活躍。すぐに、いくつかの特徴を見つけて発表。一人が文字数に注目し、すべての行が4+3+5文字になっていることに気が付きます。岩渕先生はこれをとらえて「七五調」という言葉を教えました。

続いて先生は、「七五調」の発展で、五七五で詠まれる「俳句」の話題に移り、「春の虫踏むなせっかく生きてきた」「初ホケキョこの声届け被災地に」などいくつかの俳句を紹介しました。その中には「いじめうけ土手の蒲公英一人つむ」という作品も。じつはこの俳句の作者が、未熟児として生まれ障害もあって体が小さく、学校でいじめを受けながらも、それに耐えて頑張って朝日俳壇にも入選した、「天才少年俳人小林凛君という子であることを紹介します。一同しんみり。


そして、最後にまど みちおの「くまさん」の詩を紹介。「・・・・・はるが きて/めが さめて/くまさん ぼんやり かわに きた/みずに うつった いいかお みて/そうだ ぼくは くまだった/(    )」のさいごの空欄にどんな言葉が入るでしょうと問いかけました。子ども達はしばらくかんがえて「よかったな」を見つけるという溢れるばかりの自己肯定感に浸りながら授業は締めくくられました。参加した女の子たちにとっても、将来教師を志す学生達にとっても、現役を退いた退職教員にとっても、それぞれに貴重な発見があった楽しい授業でした。最後にタオルを使ったゲームで全員が盛り上がって終わりました。子ども達、学生さん、保護者、スタッフなど総勢18名の参加でした。(文責 川村裕美)


さわやかな青空の下「お弁当も空気もおいしいね」

― 福島原発からの避難者をはげます秋の遠足 ―

 9月21日、東日本大震災と福島原発事故から札幌市厚別区に避難してきている被災者を励まそうと秋の遠足が行われ、学生ボランティアを含め、31名が参加しました。

 この日は朝から雲一つない秋晴れとなり、「サッポロさとらんど」は、たくさんの市民でにぎわっていました。遠足参加者は親子で木製遊具で遊んだり、広大な緑の原っぱでドッチボールをしたり、「ふれあい牧場」で放牧されているヒツジやヤギとふれ合っていました。

事故を起こした福島第1原発では、現在格納容器という放射能を閉じ込めるための最後の防壁も穴があき、放射性物質は大気中や汚染水としてあちこちに漏れてそうです。その量はセシウム137で比較すると広島原爆がまき散らした168発分に相当と指摘されています。

今年の8月に福島県いわき市から母親と小学生の男の子2人で避難してきたというお母さんは、「むこうでは除染が進まず、もう我慢が出来なくて避難してきました。札幌は空気がおいしいですね。こうやって芝生にも触れるのも嬉しいです」と、話していました。

 

(文責 原田 勇)

救援・復興・平和のための真夏のトランペットコンサート

  朝:札幌市厚別区 昼:大通公園 夜:東区りんゆう観光ホール

(2014/08/06)震災避難者支援「厚別・白石子育てクラブ」共同代表の原田勇さんが「大震災原発事故からの避難者家族と子ども支援にどう向き合ってきたか」(北海道の臨床教育学第2号)をまとめました

「大震災原発事故からの避難者家族と

 子ども支援にどう向き合ってきたか」

             原田 勇

1 はじめに

 

2 避難者と支援者を地域でつなぐ

(1)ボランティア組織の立ち上げ

(2)避難者の要求・欲求に添って

(3)アンケートの結果

 

3 2011/12年度のおもな活動

 

4 支援者のネットワークを拡げる

(1)私たちの「会」の特徴

(2)賛助会員・学生ボランティアの参加

 

 

 

5 避難者の葛藤

 

6 災害避難地を訪ねて

 

7 子どもの生存・発達を支える

 

8 子ども・避難者の変容

 

9 支援することの難しさと課題

大震災原発事故からの避難者家族と子ども支援にどう向き合ってきたか(原田勇).pd
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(2014/06/21)厚別川を探検したよ!

 

  6月21日、避難してきた子どもたちが住んでいる高層住宅のすぐ近くを流れている厚別川を探険しました。事前に区の土木部維持管理課に公園利用届を出し、万が一の事故を考えて川に入るのはスタッフのみとしました。

  当日は子ども7名、保護者3名、我々スタッフ6名、学生・大学の教員6名、そして途中から河畔を散歩していた地域のおじさん?も参加しました。

川の遊水地にこの日の講師上田さんや学生が入り、小さな魚や幼虫を捕まえて参加者に見せて、説明してくれました。また、この川の主である80センチ級の鯉2匹を橋の上から見物しようとしたが、鯉は恥ずかしがって私たちの前には姿を現してくれませんでした。下見の時には大きな姿を2匹とも見せてくれたのにチョットがっかりです。

  その後、河畔のミニ公園でおやつを食べながらのおしゃべりをして集会所に戻ってきました。

  6月は青葉が美しく、川の水も清々しい「厚別川のたんけん」は、楽しい催しとなりました。

 


(2014/04/18) 4月26日に「入学・進級おめでとうの会」を開きますよ

(2014/04/18)

 福島から原発被災のため避難してきている子どもたちを少しでも励まそうと活動している「厚別・白石子育てクラブ」は、4月26日に、新しい年のスタートを楽しく切ろうとお集まりをします。

 「ユニット折り紙での多面体づくり」を中心に、「ゲーム」や「絵本の読み聞かせ」などで、楽しい時間を過ごそうと準備と呼びかけを進めています。

 札幌市内・江別市などの退職教職員の皆さんに.物心両面のご支援と共に、当日のスタッフとしてのご活躍をお願いしたいと呼びかけています。連絡先は(原田:898-1877)まで。

 

20140426「入学・進級おめでとう」の会案内.pdf
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(2014/03/22)「1年間頑張ったねの会」を開きました

大人も子どもも大喜び!楽しかった「プラとんぼ」

  ~子どもふれ合いクラブ「1年間がんばったね」の会~

 毎月のお勉強会、夏の遠足、秋の遠足、クリスマス会、スキー教室と取り組んできたクラブ3年目の活動も、最後の企画となりました。「1年間がんばったね」の会です。

 今回は、参加している子どもの希望で、楽しい内容を計画。「楽しく遊べる理科実験・工作」となりました。講師は、その道のスペシャリスト・上田英彦先生です。

 当日、時間が近づいても会館にいるのは、スタッフばかり。「もしかして、今日は子どもがこない…?」などと不安になりかけたその時、女の子が2人、元気に「おはようございます!」。

スタッフの顔が笑顔に変わります。一人また一人と子どもたちも増えてスタートです。

 

 子どもたちは、うまく飛ばないと「どうしてかな?」と考えながら挑戦します。飛ばし方も、何度も繰り返す中で、ぐんぐん上手になっていきました。うまく飛ぶと「やったー!見て、見て!」。

そのうち、逆さまにして飛ばし始める子も…。あっという間に終了時刻になってしまいました。

子どもたちは、興味をもつと、自分から考え自分から聞きにいき、新たな工夫を始めるのですね。これこそ本物の“学び”だと感じました。

 

「今日は、これを作ります」と上田先生が見せたものに、「竹とんぼだ!」との声。「うん、ホントの竹とんぼを作ると3日位かかっちゃうので、今日は『プラとんぼ』を作ります。」と言って飛ばしたプラとんぼは、予想を超えてすごい飛行。子どもたちの目はまん丸くなり釘付けに。ここからは、もう理屈抜きでどんどん作り始めました。「えっ、ここはどうすんのかな?」「教えて!」とやる気満々活気づきます。スタッフ自身も楽しくて子どもと一緒に作ったり飛ばしたりし始めました。

 子どもたちが作りやすいように準備された材料や道具、そして意欲をそそるわかりやすい説明をしてくださった上田先生のおかげで、大人も子どもも幸せな時間を過ごすことができました。

 その後、みんなでゲーム「がらくたバスケット」。そして、進級する学年と一言コメントを発表し、みんなの拍手でお祝いしました。

参加人数は、幼児、小中学生、青年の7名。保護者2名。そして大学生、大学の教員を含めスタッフ11名。合計20名でした。

(文責 太田一徹)

 


(2014/01/19) 第3回原発事故避難児童・生徒のためのスキー教室が行われました

       みんなじょうずになりましたよ!!

 今年で3回目となった東日本大震災・原発事故避難児童・生徒のためのスキー教室が、18日(土)札幌市藻岩市民スキー場で行われました。
  このスキー教室開催のために、北海道勤労者スキー協議会は会員から募金を募
り、バスや指導員14名を準備しました。参加募集や引率については「厚別・白石子どもふれあいクラブ」が協力し、子どもたちの保護者を通じて全市の避難児童・生徒の家庭に知らせました。またスキー場運営会社は子どもたちにリフトを無料提供しました。
  当日は厚別区以外からの参加者も多く、小学生32名、中学生4名、見学の保護者も参加しました。
 技量に応じてグループに分かれ、14名の指導員によるゆきとどいた指導が行われました。スキーが初めてという児童には、スキーを片足だけはいた歩行から始めるという入念な指導により、児童たちは見違えるようにスキー技術を向上させ、午後の終了時までには、ほとんどの子どもたちがリフトを利用して滑られるようになりました。カニさん登りもままならなかった子どもが、午後の最後に、もう一回リフトで上がって滑りたいと、目に涙を浮かべていたのが印象的でした。 

 「3年目となった今年は、自信を持って参加する児童・生徒が増えた」と指導に当たったスキー協指導員(退職教員)は話していました。


(2013/12/21) 第3回目のクリスマス会を開きました

                                      80人を超える参加者で、会場はいっぱい

 12月21日、「厚別白石子育てクラブでは、東日本大震災で福島県などから避難している子どもたちとクリスマス会を開きました。

「もう3回目なのね」
 私にはあっという間の3年でしたが、避難してきている人々にとっては故郷を離れての長い長い日々であり、3年目になってもまだ帰る見通しがつかない苦悩の日々なのです。
クリスマス会のポスターを作ったりチラシや飾りを作ったりしながら、そんな不安を一時でも忘れられるような、明るく楽しい会にしたい、と、強く思っていました。
 さて、当日。9時15分から準備の予定でしたがちょっと早く着いてみると更に先に来て準備をしている方が。バルーンアートの星さんがお友達とご主人を助手に会場をバルーンで飾り付けてくださっていました。いつも来てくださる札幌学院大学の大学生たちも早々と来てテキパキとスタッフを手伝ってくれて、短時間でクリスマス会の会場が出来上がり、そのパワーにまず感激しました。
 受付は、避難しているお母さんたちが、司会は避難してきている小学4年生とボランティアの大学生が引き受けてくれました。
 当日の参加者は、スタッフと大学生も含めて80人を超え、会場はいっぱいです。
 始めは黒ずくめの衣装のミセスマリックこと稲村さんとその仲間たちのマジック。子どもたちは固唾を飲んで見つめ「あれ?すご~い」「仕掛けがあるよ!」と素直に反応し、吹き出されたテープを宝物のように取り合ったりして楽しみました。

避難者の代表のSさんは「こうしてずっと続けてくれていることがありがたい」と話しています

 次は星さんと真壁さんのバルーンアートの「はらぺこあおむし。みんなの大好きなお話がすべて、青虫も食べるものも風船で作られているのですから目がランランでした。最後に、避難者のお母さんが背中に羽のバルーンをつけ美しい蝶になって登場。子どもたちだけではなく会場一同大喜びで大きな拍手がおくられました。

 そして、腹話術とパネルシアター。夏海さんは早くから来てたくさんの機材を準備していました。「じゅげむ」を題材とした腹話術では人形のケンちゃんとの掛け合いに大笑い。パネルシアターも凝ったもので子どもたちはその世界に引き込まれて小さな子どもも飽きることがありませんでした。

 出し物の最後は、避難者の子どもたちによるダンス。1回目のクリスマス会の時には初舞台ということでしたが、3回目となる今回は格段に上達した踊りを披露してくれました。指導している方は「こうした発表の場を作ってもらえると子どもたちも励みになります。」とのことで良い場を提供していることにもなっているようです。

 こうして、今回は全て地域の皆さんのボランティアに頼りましたが、どれもこれもプロかと思うほど上手で、子どもたちの反応もよく、参加者一同大いに楽しむことができました。出演してくれた人たちも、後でお礼の電話をすると、子どもたちの反応が嬉しく来年もまた出たいと言ってくれました。

 子どもの出し物「ものまね」とゲーム「犯人探し」幼い子もよく集中し、みんなで仲良く楽しみました。

 そして「ジングルベル」を歌って、いよいよサンタさん登場。一人ひとりにお菓子とバルーンのプレゼントを渡すのですが早く欲しくて「ちょうだい!ちょうだい!」とあちこちから子どもたちの手が元気良く伸びてきます。でも、じっと待つことのできる子たちもいて、その健気な姿もまた可愛いものでした。

 会場の片付けをした後の反省会では、学生やスタッフの顔も明るく達成感に満ちていて、将来小学校の先生になりたいという司会をした学生は子どもたちへの接し方で良い経験ができたと言っていました。

 避難者を代表してSさんから「こうしてずっと続けてくれていることが有難い」とお礼の言葉をいただきましたが、私たちの方こそ子どもたちやお母さん達の楽しそうな笑顔から、地域の人々の優しさから、たくさんの元気をもらったクリスマス会だったとつくづく思います。

                                (文責 原田眞美子)

 

 

(2013/12/10) 12月21日は、クリスマス会!やりますよ

 今年は3回目のクリスマス会です。避難者と支援者が一緒になって企画・運営します。
特に今年は、
 1、子ども・保護者・支援学生・私たちス
   タッフで実行委員会をつくります。
 2、出し物は、子ども中心にします。
 3、今後のことを考え、経費はできる
   だけ節約します。
 
 一昨年は120名参加しました。昨年は90名参加しました。
 
 避難生活3年目になると、現地の復興復旧の見通しが立たない。避難してきた札幌では就職先が見つからない、現地(父親)と札幌(母子)の二重生活のため経済的負担が大変、そして様々なストレス障害・・・。
 
 少しでも元気の出る「クリスマス会」にしようと思っています。
クリスマス会2013カラ―.pdf
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(2013/10/06)       秋の遠足、百合が原公園へ

 

106日、気持ちの良い秋晴れの日、バスを1台借り切って百合が原公園に出かけた。

最初、被災者の参加予定は8人だったが、事務局の粘り強い勧誘で11名となった。大学生6人、スタッフ7人と共に百合が原公園へ向けバスは出発。原田さんが大学生の顔ぶれを見て、急いで子どもたちとの組み合わせをバスの中で作った。前回の夏の遠足で行動を共にしたのですっかり仲良くなり、その時の帰りには涙ぐむ女の子もいた。

 私たちスタッフは、参加者が楽しめるように知恵を出し合い、人数も少ないのでドッジボールに代わるものとして宝探しに挑戦することにした。子どもたち11人がリリートレンに乗っている間にスタッフ4人で分担し、11個の番号付きゴルフボールを木の根元、草の中などに隠し、カラスが持っていかぬように見張っていた。食事中、全く見知らぬ親子連れがゴルフボールを転がしているのを発見!慌てて事情を話し、取り戻しに行く場面もあった。

 4人の大学生がボールを隠した範囲に立ち、笛の合図でスタート。子どもたちは、「わぁっ」と走りだし探し始めた。あっという間に見つけた子も、なかなか見つからず手伝ってもらう子も野原を駆け回り、みんな楽しそうだった。最後の1個は全員で探しても見つからず、隠した本人の導きでやっと見つけることができた。その後、それぞれの番号の商品を貰い袋の中を確かめていた。

 次の「ビーチボール運び」は、2チームに分かれ、ポール代わりの大学生の所に行きジャンケンをする。負けると大学生の周囲を回り、再びジャンケン。勝つとやっと次の子にタッチ。ジャンケンの様子がよく分かり、応援に熱が入ってきた。いずれのゲームも3歳の子から車椅子の青年や親も参加し、楽しんでいた。

 展望台のサイロ登りも車椅子の青年を大学生2人が肩や腕を支え、できるだけ本人の足で歩かせながら頂上へ。

 降りてきた青年の、「きれいな木を見た」と言う言葉に私たちの疲れも吹っ飛んで行った。

(文責 早川 明子)

(2013/06/30)

 

すがすがしい緑と空気のきれいなトンネルを満喫

            

           ………夏の遠足………

  6月30日に夏の遠足をしました。

  行き先は、バスを1台借り切り野幌森林公園百年記念塔です。当日はすかっと晴れ、まさに理想的な遠足日和になりました。参加者は、幼児・小中学生、保護者16名と札幌学院大学の学生・教員10名、そして私たちスタッフ6名の合計32名です。

   公園に着くとすぐにブルーシートを敷き、弁当・遊び用具などを置き、2班に分かれて森林内を散策しました。森林内の小道は両側からの木で造られた緑のトンネル。清々しい緑と空気の綺麗なトンネルを車椅子の青年も含めてゆっくりと歩きました。

   そのあと百年記念塔に上り、札幌市内を展望。ビルが林立する中心部が手に取るように見え、子どもたちは、「うぁー、すごい!」を連発していました。車椅子の青年も百年記念塔に上りたいと言うのを聞き、大学生たちが急な階段を前後で支え8階まで連れて行き眺望を楽しみ、無事降りてきたことには感動させられました。大学の教員も「僕の講義に一回出るより素晴らしい勉強だ」と話していましたが、支えられた青年はもちろん支えた学生たちにも貴重な体験になったと思います。

   昼食後は、子ども対大学生、子どもと保護者混合対大学生のドッチボール大会。大学生は利き手を使うと反則。途中作戦会議を持ちましたが、何もわからないはずの幼児までもがその作戦会議の輪に加わり、自由にのびのびとゲームをしました。その後は鬼ごっこです。子どもも保護者も記念塔をバックに広い芝生の上で思いっきり遊んだ半日でした。

   帰りは、バスを途中下車した大学生たちが見えなくなるまで手を振っていた子どもたち、次のふれ合い子どもクラブの学習会での再会を楽しみにしているようでした。

 

遠足の後、避難者への精神的支援の取り組みなどを考えました

 

 遠足終了後、私たち一部のスタッフは大学の先生2名(1名は元児童相談所の所長さん)と児童精神科医、そして避難者を交え、現在精神的に落ち込んでいる子ども・避難者をどのように支援していくかを長時間話し合いました。

   原発事故からすでに3年目に入ると「トラウマ反応」や若い母親のわが子への八つ当たり、経済的負担からの生活保護の申請、仕事を見つけて働こうという意欲の低下などさまざまな問題が浮かび上がってきています。

   他の専門機関と連携を取りながら、私たちはまた新しい一歩を踏み出す予定です。

(2013/04/04)

 

報告とお礼

 

                                      <震災避難者支援>「厚別・白石子育てクラブ」

 

 みなさんのご支援を受けながら、厚別区に避難している震災者支援をほぼ2年間行ってきました。

今の時期、保護者も含めて子どもたちは、「トラウマ反応」が活性化するといわれています。

ある程度、食・睡眠が保障され、生活の場も確保されると、今まで緊張していた身体が解放され、記憶の蓋が開き、乱暴な言動をとったり、今まで出来たことが出来ないという退行現象を示したりします。私たちが支援している子どもたちにも同じような状況が見受けられます。

今後これらのことに配慮しながら子どもたちと向き合って支援活動を進めていきたいと考えています。

 

 みなさんから戴いた賛助会費・募金等の使用内容を報告します。

 

・収入 136、126円

・支出  92、124円

支出内訳 ・秋の藻岩山・真駒内バス遠足 66、046円(バス代、ミニケーブルカー代、

保険、弁当代など)

・クリスマス会 8、899円(みかん代、会場費、謝礼・交通費など)

・会場費(打ち合わせ・当日の会場)  6、700円

・事務費 10、479円(コピー代、ネームプレート代、電話代)

・繰越金  44,002円    136,126-92,124=44,002    

大変有難うございました。

 

 

2013年度の計画

 

~今年度も賛助会費・募金等をよろしくお願いします~

 

<私たちは、今年度次のようなスタンスで活動します> 

教師として、母親として子育てに関わってきた経験や専門性を生かして、子ども・被災者に寄り添いながら、子どもたちの学習や生活を支援し、また被災者が共通して抱えている子育て上の悩みを少しでも軽減できるような支援をしていく。その中で明らかになってくる諸要求については、関係諸団体に情報を提供し連携しながら問題解決への橋渡しを行う。支援はあくまでも押し売りではなく被災者のニーズに応じて行う。

「与える」「与えられる」関係ではなく、人と人の繋がりを重視した活動をすすめる。

 

<活動の基本>

1、被災者の居住地に出かけ、継続的な活動をすすめる。原則1月に1回の活動

2、今までどおり、「ふれ合い子どもクラブ」(お勉強会)と「ミニお茶会」を並行して行う。

・「ミニお茶会」

保護者の子育て・教育上の悩みを聞く場であり、身体的精神的ストレスを解消する場。従って、「ミニお茶会」だけでなく、例えば「教育相談会」や「ハンドマッサージ」「たわし編み物教室」「ストレッチヨガ」など身体を動かしながらストレスを解消し、相互の繋がりを深めていく。

具体的には、「ハンドマッサージ」をする。次回は「ストレッチヨガ」そしてその次は「教育相談・懇談会」・・・。

以上を各回毎にメリハリを持たせた内容にして連絡用ポスターに打ち出し、参加を呼びかけていく。また、札幌社会福祉士会に依頼し、ソーシャルワーカーに随時来てもらい教育・福祉・医療などの連携的な援助を願う。

・「ふれ合い子どもクラブ」(お勉強会)

「お勉強会」のあとに、子どもが楽しみにする「室内ゲーム」や集会所横の公園でのボール遊びを位置づける。そこに学生が中心となり参加すればベターと思う。(仲間づくり、居場所づくり、楽みのある場)

 

<年度計画>

4月20日(土) 第13回「子どもふれ合いクラブとミニお茶会」 *「ハンドマッサージ」の会

5月18日(土) 第14回「子どもふれ合いクラブとミニお茶会」 *教育相談・懇談会

6月22日(土) ピクニック「北海道開拓の村」「川下公園」

7月29日(月) 第15回「子どもふれ合いクラブとミニお茶会」 *社会福祉士相談会

9月21日(土) 秋の遠足  藻岩山(展望台)、さけ科学館 「モエレ沼公園」バス1台利用         

10月19日(土) 第16回「子どもふれ合いクラブとミニお茶会」 *「ストレッチヨガ」の会

11月16日(土) 第17回「子どもふれ合いクラブとミニお茶会」*ミニお茶会 時間がない故

   ※ クリスマス会実行委員決定(子ども5名、保護者3名、スタッフ2名)

12月22日(土) 「クリスマス会」、バルーンアーティスト、劇団一揆など

 1月 8日(水) いなり公園スキー教室

 1月13日(月) 藻岩山スキー教室

2月21日(土) 第18回「子どもふれ合いクラブとミニお茶会」*社会福祉士・教育相談会

3月23日(土) 「卒業・進級をお祝いする会」

(2013/01/14)

 

道勤労者スキー協会による

 

震災被災者支援スキー学校開催

 1月14日、道勤労者スキー協会による震災被災者支援スキー学校が開催されました。昨年に続いて2回目です。

日頃から被災者支援を行なってきた厚別・白石子育てクラブや北海道子どもセンターの道退教メンバーが、スキー協との打ち合わせを重ね実現したものです。当日も運営スタッフとして協力しました。

今年は、学校でのスキー授業に生かせるようにと対象を小中学生に絞り、札幌市内全域の被災者に参加を呼びかけました。参加者は総勢49名。

ベテラン指導員による専門的な技術指導。バス代、指導料、リフト代だけでなく昼食までスキー協が負担して、子どもたちは全て無料。いたれりつくせりのサービスです。

8時にスキー協がチャーターしたバスが厚別を出発。途中真駒内駅前で待ち合わせた参加者を乗せ藻岩市民スキー場へ。現地に直接集合したお友達もいました。

20人の指導員の皆さんによる子どもたちの実態に合わせた丁寧な指導が始まりました。

この日、スキー練習中にお父さんが福島に帰ってしまう事になっていたSちゃんは、お父さんとお別れする寂しさから出発間際にバスを降りてしまうというハプニングも。でも、その後空港に向かうまでの時間を割いてお父さんが藻岩山まで連れてきてくれて、無事に明るい表情でみんなに合流するなど、ホッと胸をひとなでする一幕もありました。

一日がかりでようやくカニさん歩きを覚え、斜面を登れるようになった子も、15回ほどもリフトに乗って思いっきりスキーを楽しんだ子も、それぞれステップアップして、3学期のスキー授業には自信をもって参加してくれるのではないでしょうか?

雪質にも恵まれ、一人の怪我もない楽しいスキー学校でした。スキー協の皆さんありがとうございました。

(2012/12/20)

 

避難者支援「クリスマス会」

90名参加で、今年も大いに盛り上がり、楽しく開催できました!!

 

放射能汚染の不安から札幌市厚別区に避難してきている子どもたちを励まそうと今年も避難者支援の「クリスマス会」を22日に行いました。

会場は、風船やツリーでディスプレイされ、正面には色塗りされたプログラムやサンタさんも飾られて、「クリスマス会」らしい雰囲気です。

10時から子どもの司会で進行。最初の「バルーンアート」は、プロ顔負けの風船づかいに子どもたちも目を奪われていました。続いて、地域の子どもたち(SHG)によるダンス。3チーム約12名が出演しましたが、手足の動きや顔の表情が実に豊かで、「うわぁ、上手」のため息や中腰になって写真を撮る母親など、大いに盛り上がりました。

その後子どもたちが考えたゲームを3種類。途中、プレゼントの入った袋を担ぎサンタクロースが登場しました。子どもたちは後ほどもらえるプレゼントのことを思い浮かべてか、ニコニコ顔です。

最後は「劇団一揆」と参加者出演による朗読「クリスマスプレゼント」。みんなでソリを押す場面には幼児も飛び出して賑やかに盛り上がりました。

帰りにはサンタクロースとボランティア参加の学生からプレゼントをもらい、満足顔で帰って行きました。来年は今年より良い年になるように、との願いを参加者全員で共有することのできた「クリスマス会」でした。   (文責 原田勇)

(2012/09/22) 秋の遠足 藻岩山・さけ科学館・真駒内公園へ

―頂上できれいな空気をいっぱい吸い、芝生の上でゲーム―

福島原発事故による放射能汚染の不安から、札幌市厚別区に避難してきている福島を中心とした避難者対象の「秋の遠足」が22日(土)に行われました。

 当日は、すっきり晴れた青空の下、避難者の家族や学生ボランティア、クラブ会員合わせて66名が参加しました。

大型バス1台に乗り出発。藻岩山には途中からミニケーブルカーに乗って頂上の展望台につくと親子でお腹一杯きれいな空気を吸い、今住んでいる札幌市内を展望しました。

そのあと広大な真駒内公園の一角にある「さけ科学館」を見学。水槽や池で泳いでいるサケやイトウの大きさに、「うわー、おっきい」と声を上げていました。

広い芝生の上に広がってお弁当を食べた後は、幼児・小学生と学生ボランティアが一緒になってのゲームです。

傍で見守っていた若いお母さんは、「こんな芝生の上で子どもが駆け回るのは、ほんとに久しぶり。私たちものんびりできてよかったわ」と語っていました。

(2012/09/04) 9月22日に「秋の遠足」をやります。

〈日時〉9月22日(土) 9:00~14:30

〈日程〉9:00 雇用促進住宅集会所前集合

    9:30 シュッパーツ!!

     10:45 藻岩山頂上

     12:00 さけ科学館

     12:30 昼食(真駒内公園)

     14:30 雇用促進住宅集会所到着 

〈参加費〉なんと、「無料!!」

 ※ 大学生のボランティア参加も予定されてます。

 

   

 

(2012/03/25) 「進級をお祝いする会」をおこないました

 

 午前10時からおもに福島から避難している子どもたちの進級を祝う会を行いました。子どもたちが披露する出し物を決め、実行委員体制で準備してきました。このつどいを支える「厚別・白石子育てクラブ」のお誘いのチラシには「お子様の1年間の成長の様子を楽しくご覧ください。そして、たくさんの拍手をお願いします」と書かれていました。10時少し過ぎには、子ども・保護者が22人、支援スタッフが12名集まりました。 

 つどいは、子どもたちが企画したプログラムによって進行されます。

 実行委員の1人であるYちゃんが、

 「前の学校の校歌を演奏します」
と言って鍵盤ハーモニカで演奏し始めました。

 やはり、福島の学校、この数年間過ごした学校は忘れられないのでしょう。同時に福島の学校の校歌を演奏することで自らを励ましているのでしょうか?聞いていて本当にいとおしさを感じました。続いて、なぞなぞ。物まね………。と続きました。

 最後に、子育てクラブ代表の原田勇さんのリードでアンパンマンのマーチを全員で歌い、つどいを閉じました。アンパンマンのマーチはあるラジオ放送局が避難者を励まそうと「福島」「宮城」「岩手」の三県に流した歌の中で圧倒的支持を得た歌です。

 つどいの途中でインタビューを受けたお母さんは「大変な中、私たちを支えていただき、本当に助かっています」「これからも、子どもたちを支えていただけるようよろしくお願いします」と話されていました。

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〈ちょっと解説〉この地域に比較的多くの避難者が集まった理由は雇用促進住宅の家賃が2年間無料ということが大きな理由と思いますがそれだけではありません。

 昨年6~7月にかけて避難していた方々が自治会を立ち上げて、避難者同士も支え合う活動を展開したことによって、その後も避難者が増えました。中心になって活動する宍戸さんは、この日も忙しそうで「途中で退席しますので、よろしくおねがいします」と言われていました。
 7月に、避難者と支援者を地域でつなぐ役割が大切ということで、地域に支える体制ができました。札幌市内にも支援活動を行っている団体など多くありますが、避難者の居住地域での支援活動はほとんどないと思います。避難者にとっては、他の地域まで移動するとなると交通費がかかるし、幼児がいるといっそう大変です。避難者の皆さんの団地集会場に行き、子どもたちや保護者と交流することで、顔なじみになり、子どもたちの名前も知り、互いに親しみを感じることができます。        
 

 

(2012/01/22) 福島原発被災避難者支援藻岩スキー教室を行いました。

 122日の朝、厚別の雇用促進住宅付近に集まった子どもたちや保護者は30人余。申し込んだ子どもたちの中には、風邪(インフルエンザ?)などで残念ながら参加できなくなりがっかりしている人もいました。

 参加者の掌握は、厚別・白石子育てクラブが担当しました。北海道勤労者スキー協議会は、子どもたちへのスキー指導を担うと共に、往復の貸し切りバス費用を負担しました。また、藻岩スキー場の施設関係社も、参加者のリフト券や昼食・レンタルスキー用具の提供など様々な協力をしてくれました。

 930分頃には、会場の藻岩スキー場にバスも到着し、ボランティア(スタッフ)、スキー指導者を含め総勢52名になりました。

 はじめ、まだまだたくさんの雪やスキーになじめず、少し戸惑った表情を見せていた子どもたちでしたが、午前の部(10時から11時半)が終わる頃には、明るく楽しくスキー遊びに興じるように変わっていました。

 昼食後の午後の部になると、リフトに乗ってスロープを上がり、長い距離を滑り降り始め、ぐんぐん上手になる子どもたちが目立ちました。

 午後230分に、全員ケガすることもなく帰りのバスに乗り込みました。指導に当たった北海道スキー協議会のみなさんが手を振りながら子どもたちを激励していました。

 

   

(2012/01/11)初心者スキー教室を開きました

 

 3学期からは学校でスキー学習が始まります。そこで、冬休み中に初心者用のスキー教室を開きました。

 11日はシバレはきつかったのですがとても良い天気で、スキー靴を履いたり、スキー靴の底についた雪を取り除いてビンディングにスキー靴を固定したりする練習には良い条件でした。

 28人の子どもたちが参加し、ちょっと遠巻きに15人の保護者が寒い中ずっと応援してくれました。厚別・白石子育てクラブの退職教職員や厚別地域の新婦人の方など6人と2人のスキー大好き小学生が指導にあたりました。

 低・中・高学年別にグループになり、スキーのはき方、ストックの握り方、山の登り方、滑り方を学び合いました。

 「滑れるよ」という子どもたちも、小山を上るのに苦労してお互いに支え合ったりしていました。

 1時間あまりのスキー教室でしたが、終わる頃には表情も緩み、三学期の学校でのスキー授業に期待を寄せていました。

 事務局担当の原田さんが

「1月22日の藻岩スキー場でのスキー教室に是非参加しませんか。1対1でていねいに教えてくれますよ」

 と呼びかけました。

 

(2012/01/03)1月22日に藻岩スキー場でこどもスキー教室をやります

 

  ※詳しくは、下のごあんないと申込用紙をダウンロード(クリック)してください

 

  ○ い つ    2012年1月22日(日)
             ごぜん10じ~ごご15じ
       
  ○ どこで    さっぽろもいわ山しみんスキーじょう

  ○ もちもの   スキーのどうぐ、おべんとう
  ○ ひよう    むりょう
  ○ さんかしかく さくらだいの
             小・中がくせい
             
  ○ しゅうごう  あさ8じ しゅうかいじょうまえ
           あさ8じはんしゅっぱつ、

  ○ おわり    ごご4じはんとうちゃく

ご案内と申込用紙はこちらです
こどもスキーきょうしつのご案内.pdf
PDFファイル 466.7 KB

(2011/12/17) クリスマス会になんと120人が集まりました

藤田弘子さん(厚別区の退職教員)から「クリスマス会」の様子を伝えていただきました。

          盛況 クリスマス会

                             藤田 弘子

 

 事前の申し込み段階で集会所に入りきるのかと心配する人数。スタッフ12名、出演者17名を含めて120名。よく収まりました。9時に集まった「子育てクラブ」の面々は受け付け開始までの30分間が勝負とばかり猛然と準備にかかりました。9時半近くになると実行委員の子どもとお母さんたちが集まってきて、作ってきた飾りを貼り付けていきます。壁がぐんぐん華やかに変わってきました。貼り終わったところで、実行委員のお母さんたちは受付と参加する子どもたちの手作り飾りの貼り付けに、そして子どもたちは司会進行と受け持ったゲームの打ち合わせ。人であふれるような部屋の様子に「子どもたちのイメージ通りにはゲームはできないぞ。どうする!」と悩んでいるうちにスタート。

 ボランティアで参加してくださった大淵さんのハーモニカ演奏。藤田さんがお孫さんを助手にしてのマジックショー。手拍子がおこったり、歓声が上がったりと盛り上がってきました。この後が子どもたちが進めるゲームタイム。退職教員の原田さんと私のふたりは大人数を前にしてビビルことはないけれど、ぶっつけ本番にほぼ等しい実行委員の子どもたちはよくがんばりました。(1年生から5年生の5人)。次はこれもボランティアの「劇団一揆」が力強く南中ソーランを踊ってくれました。最後は親たちと子どもたちの「どっこいしょ、どっこいしょ」「ソーラン、ソーラン」の掛け合いと踊り隊の子どもと一揆の踊りが一体となって、集会場が熱気に包まれました。帰りにはうれしいお土産が赤い衣装のサンタさん(道退教:土井さん)から子どもたち一人ひとりに手渡され、提供された支援物資は必要としている方が喜んで持ち帰っていかれました。

 “避難者とともに企画を”という「厚別・白石子育てクラブ」の思いが、3名の親と5名の子どもの実行委員の活躍で少し生かされた会になったかなと思います。

 

 

 

(2011/10/29) 第2回「こどもふれあいクラブ」を開催しました

 

 第2回「こどもふれあいクラブ」を札幌・厚別区の桜台雇用促進住宅集会場で開催しました。幼児から中学生までの24人が参加し、学習やゲームを楽しみました。保護者は、ミニお茶懇で、北海道の冬の生活、仕事、育児や教育、福島に残る家族・知人のこと、除線や放射能について支援者も交えて交流しました。

 

今後の活動の予定

       11月26日 第3回「こどもふれあいクラブ」&「ミニお茶懇」

       12月17日 「クリスマス会」

   2012年 1月12日 「スキー教室」

たくさんで遊んだ方が、ぐーんと楽しいんだ

厚別白石こどもクラブ 世話人 早川 明子

 

ストーブがつかない!
 まだひとりも子どもはやってこない。ストーブは原田夫人が説明書きを読んで懸命に操作するが点火しない.心の中で私は、アダモの“雪が降る”で「ストーブはつか~な~い、こどもはこ~ない」と歌っていた。隣室の懇談会担当の女性が「つきましたぁ?」とやってきて、「ガスの元栓開けましたか?」と。私たち、コンセントは入れたけど、ガスの元栓なんて考えもつかなかった。めでたく点火した。

 

24人のこどもたち登場
 ふと外を見ると、ふたりこどもが。しかし、その後、こどもの姿はなく、やってこない。「ふたりかぁ、前回勉強ばっかりだったしねぇ」と、ふたりきりかもと覚悟を決めようとしたら、名簿に名前を書いてもらうのに順番待ちができた。前回の人数くらいと机を用意していたが、たりずにあわてて追加。こどもたちは前回の倍の24人も集まった。幼児は、一つの机を三人でしよう。部屋がこどもたちでいっぱいって、すごいことだ。
 勉強会が始まった。こどもたちは、言われなくても持ってきたドリルをひろげ、すぐ取りかかっている。なんて自主性のあるこどもたちばかりか、なんて家庭での育て方がしっかりしているのかと驚いてします。幼児は、ぬり絵をしたり、お絵かきをしたり、またたく間に勉強時間が終了。

 

勉強の時と違った目の輝きが
 こどもたちの手で机やいすを片付け、ゲームの広場をつくった。幼児から中学生まで、道具を使わず簡単にできる「ぐんか」ゲームを説明。すぐ理解したらしくゲームを始めることができた。全員起立。リーダーの「ぐんか、ぐんか、ぐんか」の声に合わせ両手をあげ、グー、チョキ、パーのどれかを最後に出す。出した者が、リーダーと一緒なら負けで、すわる。「わーっ」とか「えーっ」とか言ってすわっていた。リーダーは最後に残った子と交代。新リーダーは、名前、学年をみんなに発表し、ゲームを始める。4・5回やったがリーダーは全員ちがい、交流が深まったようだ。次のゲームは全員手をつないで円をつくり、鬼を決めて、となりの子の手に500円玉を渡していく。最後までいったら鬼がだれが持ってるかをあてる。1・2回目は失敗。3回目、鬼が見事あててびっくり。これでゲームはおしまい。勉強の時と違った目の輝きに、ひとりで遊ぶよりたくさんで遊んだ方が、ぐーんと楽しんだと実感してくれたような気がした。
 今日の参加者は合計52名。こども24名。保護者17名。スタッフ11名。

(2011/10/10)      10月10日体育の日に秋の遠足を行った

 

 当日は天候が心配されたが・・

 スタッフを含め20名が参加した。午後から天候が崩れるとの予報だったので、参加者は車4台に分乗して白石区にある川下公園に出かけた。

 

 夢中になって遊んでいた

 公園に到着すると荷物は屋内運動場に置き、早速みんなで外に出て遊具広場に。そこには大きな滑り台などの複合遊具やターザンロープなどがあり、子どもたちは遊具に上ったり下りたり、何回も何回もロープにぶら下がったり、鬼ごっこをしたり夢中になって遊んでいた。

 

 芝生の上を転がることなんてとんでもない

 その後、すぐ近くにある芝生で覆われた築山に向かうと、どの子も頂上めざして走りだし、上からゴロゴロと転がったり、持って行ったボールを転がしたりけったりと思い切り身体を開放していた。初めは見ていた保護者たちも子どもの喜ぶ姿を見て刺激されたのか、子どもと一緒に遊んだり、新鮮な秋の空気をたっぷり吸って楽しんでいた。
 考えてみれば福島では放射能被爆を恐れ、3・11以降外で自由に遊ぶことは出来なかったと思う。ましてや芝生の上を転がることなんてとんでもないことだろう。

 

 スキー教室は冬休み中に是非やって欲しい

 屋内運動場に戻ってから、テーブルを囲みみんなで昼食。

 昼食後はまた遊び始めた子どもたちを遠目に見ながら保護者の皆さんとの交流をした。その中で「福島の子どもはスキー学習やスケート学習は一切やっていない。だからスキー教室は冬休み中に是非やって欲しい」など様々な要求が出てきた。

 ………………………………………………………………………

 十分に遊んだ子どもたちの満ち足りた笑顔と保護者の皆さんのゆったりとくつろいだ笑顔を見ることが出来た1日になった。

 私たちは子どもが安心して、安全な環境のもとで教育を受けられるように(被教育権の保障)との観点から福島の子どもたちを支援している。
 今月の末には、第2回「子ども勉強ふれ合い会」、11月には第3回目、そして12月には「クリスマス会」、来年1月には「スキー教室」をやろう、との案が出てきている。
私たちは、これからも当事者(子ども・保護者)のニーズに答えた教育・子育て支援活動を息長く続けていきたいと考えている。                    (事務局 原田 勇)

札幌市厚別区に避難している避難者を励ます「秋のバス遠足」を9月19日に行いました。

行き先は、北海道博物館と百年記念塔のある野幌森林公園。参加者は、子ども・避難者16名、学生・スタッフ9名の25名です。

福島県は615日、自主避難者への住宅無償提供を20173月末で打ち切ると発表しました。岩手県、宮城県、茨城県からの避難者は、20163月末での打ち切りです。

避難者にとって、今の住まいに住み続けることが出来るか否かは、重大な問題です。

被災により精神的な損傷を受け、避難先でも子どもの就学、親の職探し、近隣の人とのコミュニケーションなど多くの困難の中で生活してきた住居を取り上げられることになるからです。生存権の否定です。

そんな中、当日は雨の予報もあり、はじめに「北海道博物館」に行きました。子どもたちは展示室入口にある巨大なマンモスゾウとナウマンゾウの実物大の標本(レプリカ)に驚かされ、触ってみようコーナーでは、プラスチックケースに入っている「遺物」を持ち上げて、「うわぁ重い!」とびっくりしていました。

「はっけん広場」では、「羊毛でボールをつくろう」に挑戦したり、お手玉・あやとり・ケン玉遊びをしました。

お昼は、みんなで美味しいお弁当を食べ、その後、「百年記念塔」周辺を散策して大きなキノコを見つけたり、クリやドングリを拾い、帰路につきました。

参加したお母さんは「いつもありがとうございます。元気がでてきました」と話していました。  (文責 原田勇)

お待ちしています

あなたのご加入を

下のPDFをひらいてご記入の上、近くの道退教会員/支部/本部の届けて下さい。

FAXでも結構です。

011-742-1001

道退教加入申込書.pdf
PDFファイル 52.2 KB