12月8日、開戦記念日のこの日に、今一度『教え子を再び戦場におくらない』という誓いを確かめあおうと、退職教職員が中心となった集いを開きました。主催は、道退教・同石狩札幌支部・高退教・札幌郷土を掘る会・教え子を戦場に送らない札幌教職員9条の会でした。
札幌郷土を掘る会代表の小松豊さんは、「真珠湾攻撃以前に戦争は秘密裏に開始されていた」と題し、日本陸軍のマレー半島侵略を話しました。
続いて、日沖晃さん(道退協会員)は、「12月8日 真珠湾攻撃の日 旧制中学校では」と題して、自らの短歌集「ああ、少年」から抜粋した40編の短歌を詠みながら答辞の学校の緊迫した様子を話しました。
阿部幸一さん(白石郷土資料室主宰)は、「陸軍少年兵学校で過ごした日々」と題して、自らの軍国少年時代をふり返りました。
最後に、宮田汎さん(高退教会員)が「12月8日 北大で宮沢レーン事件が起きた」と題し、戦前の軍機保護法で、学生が逮捕・投獄され、家族は戦後もスパイの汚名に苦しんでいる事件を話しました。
報告の後、太田一徹さん(札幌市小学校教員)が、学年ぐるみで取り組んだ学習発表会(学芸会)での劇「はだしのゲン」の取り組みと子ども・保護者の作文などを紹介してくれました。
2013年11月11日(月)午前10時から、札幌市東区民センターで行われました。当日は雪が舞う中でしたが、空知支部から2名、胆振・室蘭支部から2名、石狩・札幌支部から7名の合計11名の参加がありました。
開会式に引き続き、7名のAグループ、4名のBグループに分かれて、1人あたり4局対戦しました。対局は親睦を兼ねながらも、冷たい外の天候とは逆に、熱く緊張の中で進行しました。昼食をはさんで、午後5時前すべての対局が終了しました。
引き続き閉会式が行われ、入賞者に楯と賞状が加藤活男副会長から授与され、さらに出場者全員にねぎらいの言葉があり、すべての日程を終了しました。
この交流会を成功させるため、会場準備・湯茶のサービス・写真撮影にご協力いただいた、道退教事務局の松崎均さん、川村裕美さんに心から感謝申し上げます。(運営担当 伊藤蓉子、柿崎幸至)
/////結果は右記の通りです。/////
《 Aグループ、三段~五段、7名 》
優勝 柿崎 幸至さん(五段)
【石狩・札幌支部】
2位 吉田 昭三さん(五段)
【空知支部】
3位 森田 宣彦さん(三段)
【石狩・札幌支部】
《 Bグループ、5級~初段、4名 》
優勝 池内 省子さん(4級)
【石狩・札幌支部】
2位 橋本 脩司さん(初段)
【石狩・札幌支部】
3位 伊藤 蓉子さん(5級)
【石狩・札幌支部】
(2013/06/03) 「さようなら原発北海道集会」が行われました
東京では、国会前に6万人が集まりました。道退教からは、土井事務局長が全退教総会出席と合わせて参加しました。また、札幌・円山地域からの代表として、道退教石狩・札幌の石川圭介さんも参加しました。
先だって行われた「つながろうフクシマ!さようなら原発集会」では、作家の大江健三郎さんや落合恵子さん、ルポライターの鎌田慧さんらが発言しました。大江さんは「政権は政治的、経済的な根拠ですべてをやり、『倫理的』ということを考えていない。いつかこの国の人々、社会がその勢いに押されていっていることを考える必要がある.次の世代が生きのびうる世界を残したい」と述べました。
札幌では、脚本家の倉本聰さんらが呼びかけた「さようなら原発1000万人アクション」実行委の主催で「さようなら原発北海道集会」が開かれ、約1200人が参加し、札幌市中心部をパレードしました。パレードでは、太鼓の音をひびかせ、「原発再稼働反対!」を訴えたり、「原発いらない!」「泊まりを止めろ!」「大間はいらない!」「電気はたりてる!」「エネルギーをかえろ」などとシュプレヒコールで道行く人たちに訴えました。
(2013/05/18)道退教(全北海道退職教職員の会)は、第22回定期総会を開催しました。
道退教定期総会に引き続き、参加者による懇親会が行われ、多くの方々が、各支部の様子やそれぞれの生き方を元気いっぱいに披瀝されていました。
全道での道退教の様々な取り組みをしっかり進めようと、米寿をむかえられた後志・小樽支部の岡部芳郎さんの発声で、「かんぱーい」が行われ、それぞれ帰路(二次会?)につきました。